この時期、道端に咲く白い可憐な花。
その正体は野生ニラ(野良ニラ)です。
スーパーで買うと一束100円~200円ぐらいですが、野生ニラはタダで食べる事ができます。
また、真冬以外は1年中食べることができるのもニラの良いところです。
都会でもその辺に生えているので、野草ハンタービギナーの方でも簡単に見つける事ができるおススメ雑草です。
- 道路沿い
- 河川敷
- 土手
など、日当たりの良い場所で、かなりの確率で見つけることができます。
探すのもとても簡単です。
また、場所を覚えておけば、来年からずっと楽しむことができます。
慣れてくれば、年中見分けることができますが、水仙などと見間違えてしまうと大変なので、見分けがつきやすい9月頃に探すことをおススメします。
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この時期、白い小さな花が咲いているのが野生ニラです。
だいたい群生して生えているので、見つけやすいと思います。
それっぽいのを見つけたら、においをかいでみましょう。
ニラの独特のにおい、私は大好物の餃子のにおいと言っていますが、すごい香ります。
スーパーで売っているものよりも、野生の方がにおいが強い気がします。
持ち物はハサミ。これがあれば大丈夫です。
もし家の畑やプランターに植え付けしたい場合は、スコップを持っていくといいでしょう。
ニラを見つけたら、根本のあたりからはさみで切って、持ち帰ります。
根元からバッサリ切っても、すぐに再生してまた生えてくるので、心配いりません。
野生ニラの生命力恐るべし、、、
そこら中に見つける事ができると思いますが、ニラを摘むときは人様の庭や土地から採集することがないようご注意を。
また、犬の散歩コースや、排気ガスがかかる場所は避けるのをおススメします。
正直、全然似てないので、どうやったら間違えるのか・・・と思うのですが、やはり毎年誤食で食中毒をおこす方がいらっしゃいますので注意が必要です。
もしスイセンを食べてしまうと、食中毒をおこし、下痢や嘔吐などで苦しむことになりますので、まちがって採取しないよう気を付けましょう。
水仙の特徴は主に
- 大きな球根がある
- 葉っぱがニラよりも大きい
- ニラ独特の香りがしない
この3つを覚えておけば大丈夫です。
野生のニラは、栽培ものよりも少し固いので、細かく刻んで混ぜこみ調理がおススメです。
![](https://i0.wp.com/nonono-uminomori.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210211195419-scaled.jpg?resize=355%2C343&ssl=1)
定番の餃子や、炒め物、ラーメンのトッピング等。
細かく刻んでジップロックに入れて冷凍しておけば、いつでもさっと使えて便利です。
可憐なかわいい白いニラの花。
これも実は食べる事ができます。
サラダ等のトッピングに、一気に食卓が彩ります。
ただし、ニラの花も、あのニラ独特の強烈な臭いがしますので、他の食材と合うものにトッピングしましょう。
私のおススメは、生春巻きです。
エスニックなアジア料理が、ニラの花で更に華やかに、香りもよく良いアクセントになります!
ニラは、9月の終わり頃から花が咲いた後に種ができます。
その種を採取して植えるのもいいですが、食べられるまでに1年~2年ぐらいかかるので、
根っこごと掘って移植するのがおススメ。
畑の空いてる所に植えてもいいし、場所がない人はプランターでも栽培できます。
種から育てるよりも早く収穫できます。
また、切ってもすぐに再生するので、簡単でとても便利です。
根っこから掘った場合は、その場所に土をかぶせて綺麗にしてから去りましょう。
採集ビギナーの野生ニラ、試す価値ありです!!