植物

採集日記~秋ミョウガ~

夏の終わりの楽しみといえば、秋ミョウガ

自生している天然ミョウガは、スーパーで並んでいる物よりも大きくて色の濃いものが多い気がします。

ミョウガのおススメポイント
  • 簡単に採れる。
  • 1つ見つけたら大量にとれる。
  • あく抜きがいらない。
  • 血流促進による冷え対策や、食欲増進の効果が期待できる。
  • 料理のレパートリーは無限大。
  • 見た目もピンクでかわいい!
夏ミョウガと秋ミョウガの違い

夏ミョウガの収穫時期は7月~8月頃。

秋ミョウガの収穫時期は9月~10月頃。

夏ミョウガに比べて秋ミョウガはピンク色が濃く、ぷっくりとしています。

収穫方法

収穫方法は、たけのこの様に土からひょっこりのぞかせたつぼみを、根元から切り取るように行います。

スコップやハサミを使わなくても、手で簡単にとれます。

つぼみからひょっこり顔を出しているミョウガの花。薄い黄色でとてもかわいらしい。

このミョウガの花も食べられますが、花が咲いてしまうと風味が落ちるので、時期を見て収穫します。

また、大きくなりすぎるとミョウガの先端が開いてきて、中に虫や泥が入りやすいので、ぷっくりと丸みを帯びているものを選びます。

洗浄する

この日はバケツに2杯収穫しました。

 

収穫したミョウガは、汚れを落とすために水で洗います。

中に虫や泥が入っているので、この洗う作業が大変。

綺麗に洗い終えたら、つぼみの下の部分を持って思いっきり振ります。

こうする事で中の水分をしっかりととることができます。

そのまま冷蔵庫で保存する場合、水分が残っていると痛んでしまうので、しっかりとりましょう。

ミョウガの保存の仕方
  • ジップロックに入れて冷蔵庫や野菜室で保存。
  • 濡らしたキッチンペーパーにみょうがを包み、袋に入れて冷蔵庫で保存。(キッチンペーパーは2・3日に1度取り替える。)
  • 保存容器にみょうがと水を入れて冷蔵保存。(水は2日に1回交換する。)
  • ラップに包んで冷凍庫で保存。(食感は少し落ちる。)
  • ピクルスや梅酢漬けにして冷蔵庫で保存。

私はこの日、ピクルスと南蛮漬けのトッピングに使いました。

最後に
山に自生しているミョウガは、市販のものよりも香りも味も強くて薬味好きにはたまりません。
もしみょうがの独特な香りが苦手であれば、火を通すことで香りが抑えられます。
採集場所を覚えておけば毎年収穫が楽しめます。
今年も色んなミョウガ料理にチャレンジしたいです!!
ABOUT ME
ののの
自然が好きで、鳥取に移住して6年。 インドで全米ヨガアライアンスを取得。 時々漁師(海女)やってます。船の名前は「桃黒丸」。 最近合氣道をはじめました。スパイスカレーが好き。